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日本経済は本当に復活したのか
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
目がさめるような、刺激的な一冊です。
(2007-10-13)
目がさめるような、刺激的な一冊です。
現在のまったく実感のない、景気回復説については、以前からおかしいとは思っていましたが、この本を一読して、そのメカニズムがはっきりとわかりました。
大新聞や、テレビ、その他のメディアも、判を押したように景気回復説を垂れ流していますが、戦時中の大本営発表と大差がないその報道内容には強い不信感をぬぐえません。
特に、国民の家計収入を犠牲にして、一部の大企業が空前の利益を上げているとの指摘には、背筋が寒くなる思いでした。
少なくとも、本書で提示されているような議論が、日本を変える力につながっていくことを期待したい。
(2007-04-14)
本書は「週刊ダイヤモンド」掲載の「超整理日誌」を項目ごとに章立てして再構成したものである。
全編にわたって野口悠紀雄節とでもいうべき、独自の視点での今の日本を巡る経済問題について、歯に衣着せぬ論理展開をしていて実に気持ちよい。
あまりに過激でついていけないところや、異論を感じるところもあるが、通説とは異なるものの見方がとても参考になる。
残念ながら本書の表題「日本経済は本当に復活したのか」に対する回答は、否定的なものである。
これからの我々のあるべき姿として、アイルランドを例に挙げ、今やものづくりではなく、ソフトウェアを生かす小さな国がリードする時代であり、日本も独自の徴税権を持った小さな国に分割すべきと論じている。
少なくとも、本書で提示されているような議論が、日本を変える力につながっていくことを期待したい。
やっぱり凄いね、この人は。でも...
(2006-10-20)
日本経済、日本企業に関する記述はさすがといったところ。冷静沈着かつ慎重にといった感じで、この人の非凡さを表します。でも米国企業に関する記述はちょっと疑問。例えば、エンロンやアーサーアンダーセンの記述は間違いだとおもいます。僕はエンロンや旧アーサーアンダーセンにいた人を知っているから、ずばり言うけど、彼らは「不正を見抜けなかった」のではなく数々の違法プロジェクトや粉飾決算に積極的に参加していたんです。日本とかアメリカとか関係なくバブルってそういうものですから。また、米国のIT企業をべた褒めするなら、ワールドコムのことにも触れないと。全米市場最大の倒産劇を演じたあの企業ですね。あと、韓国のサムスンは携帯電話の基幹部品のほとんどを日本から潤入しており、韓国自身も経済の構造的に日本に巨額の貿易黒字を許している状況なので追い抜くというのは間違いです。また、この方のいう新しい産業がなぜ、米国にとどまり続けるのかという点も不明瞭。
僕自身思うには、この本では日本経済がなぜ弱くなったのかという視点が欠けていると思います。この人がべた褒めするIT企業の黎明期を支えたのは間違いなく日本の金であり、それは無能な日本政府が傲慢な米国政府の怒りを静めるために謙譲した金であることを完全に無視しています。米国って怖いんですよ。米国のIT革命はある種のデキレースで日本が活躍する余地は20年前から剥奪されていたんですよ。
まあ、日本が破綻すれば一番困るのが米国ですから、それはそれでかまわないですけど。
やはり米国大好き経済学者か。
(2006-10-12)
この人の本は、いつも冷静に見えて、結局、日本批判、米国礼賛のようにしか見えない節がある。典型的な学者コメントではないけれど、どことなくアメリカ過ごいぜー感があるような文章ばかり。述べていることの殆どは「真実」であると思うけどね。
竹中さんとは違った米国大好き学者かな。日本の大学で金稼ぎながら、日本の大学を批判するのも秀逸。典型的な「二十世紀」の学者といったところ。
この方のいう通り、確かに日本のIT企業はビジネスができるレベルではないとは思う。技術力はないし、ビジネスモデルもアメリカの真似。それは間違いないよ。それは絶対的真実。でも偉そうに日本経済をコケ下ろすような題名で本を出して印税を稼ごうとする「経済学者様」よりはずっと彼らを応援したくなるね。僕としては。
その経済学者様に、僕ならこういうね、文句があるなら自分で起業しなさい!
大学に守ってもらって、若いやつら批判してるんじゃないよ!てね。
正論をただ言うだけのやつと間違った道でもがむしゃらに歩いているやつ、あなたなら、どちらを応援しますか?
もちろん、「復活していない」
(2006-08-29)
本書は1ヶ月間集中して単行本を書き上げようとして書いた単行本ではなく、
週刊ダイヤモンドでの1年間の連載を、順番を入れ替え、加筆修正して、
単行本化したもの。
単行本化第11弾、ということは、もう10年超の長期人気連載ということ。
著者・野口悠紀雄教授は映画、音楽、文学にも造詣深く、
もともと理系(東大工学部卒)で、数字数学にも強く、星も大好きな経済学者。
「超整理日誌」の過去の単行本では、すなわち、過去の連載では、
経済のみならず、映画、音楽、文学、等々、様々な話題が論じられていましたが、
今回の「日本経済は本当に復活したのか」は日本経済の話題オンリー。
著者自身も語っていますが、この1年間の連載期間中、
日本経済について語るべき事があり過ぎたとのこと。
著書名は「復活したのか」という疑問文になっていますが、
もちろん、「復活していない」という反語であり、
なぜ、そう思うのか、
では、どうしたらいいのか、などなどが論じられています。
最初から単行本という場合に比べると同じフレーズが繰り返される頻度が
やや高いように思われますが、気になるほどではありません。
昨年(2005年)刊行された「日本経済改造論」とも重なる部分が多いですが、
それもこれも、著者の強烈な問題意識が単行本にも連載にも
繰り返し書かれているからでありましょう。
私が最も感じ入ったのは「教育に投資するべし」というご主張。
その通り。未来を作っていくのは人材であり、現役サラリーマンの我々も、
学生さんも、とにかく勉強して優れた人材になるべし。
それが本人のため、日本のため、世界のため。
そういうわけで、お父さん・お母さん。お子さんの教育には投資してあげてください。
おすすめ度:
目がさめるような、刺激的な一冊です。
目がさめるような、刺激的な一冊です。
現在のまったく実感のない、景気回復説については、以前からおかしいとは思っていましたが、この本を一読して、そのメカニズムがはっきりとわかりました。
大新聞や、テレビ、その他のメディアも、判を押したように景気回復説を垂れ流していますが、戦時中の大本営発表と大差がないその報道内容には強い不信感をぬぐえません。
特に、国民の家計収入を犠牲にして、一部の大企業が空前の利益を上げているとの指摘には、背筋が寒くなる思いでした。
少なくとも、本書で提示されているような議論が、日本を変える力につながっていくことを期待したい。
本書は「週刊ダイヤモンド」掲載の「超整理日誌」を項目ごとに章立てして再構成したものである。
全編にわたって野口悠紀雄節とでもいうべき、独自の視点での今の日本を巡る経済問題について、歯に衣着せぬ論理展開をしていて実に気持ちよい。
あまりに過激でついていけないところや、異論を感じるところもあるが、通説とは異なるものの見方がとても参考になる。
残念ながら本書の表題「日本経済は本当に復活したのか」に対する回答は、否定的なものである。
これからの我々のあるべき姿として、アイルランドを例に挙げ、今やものづくりではなく、ソフトウェアを生かす小さな国がリードする時代であり、日本も独自の徴税権を持った小さな国に分割すべきと論じている。
少なくとも、本書で提示されているような議論が、日本を変える力につながっていくことを期待したい。
やっぱり凄いね、この人は。でも...
日本経済、日本企業に関する記述はさすがといったところ。冷静沈着かつ慎重にといった感じで、この人の非凡さを表します。でも米国企業に関する記述はちょっと疑問。例えば、エンロンやアーサーアンダーセンの記述は間違いだとおもいます。僕はエンロンや旧アーサーアンダーセンにいた人を知っているから、ずばり言うけど、彼らは「不正を見抜けなかった」のではなく数々の違法プロジェクトや粉飾決算に積極的に参加していたんです。日本とかアメリカとか関係なくバブルってそういうものですから。また、米国のIT企業をべた褒めするなら、ワールドコムのことにも触れないと。全米市場最大の倒産劇を演じたあの企業ですね。あと、韓国のサムスンは携帯電話の基幹部品のほとんどを日本から潤入しており、韓国自身も経済の構造的に日本に巨額の貿易黒字を許している状況なので追い抜くというのは間違いです。また、この方のいう新しい産業がなぜ、米国にとどまり続けるのかという点も不明瞭。
僕自身思うには、この本では日本経済がなぜ弱くなったのかという視点が欠けていると思います。この人がべた褒めするIT企業の黎明期を支えたのは間違いなく日本の金であり、それは無能な日本政府が傲慢な米国政府の怒りを静めるために謙譲した金であることを完全に無視しています。米国って怖いんですよ。米国のIT革命はある種のデキレースで日本が活躍する余地は20年前から剥奪されていたんですよ。
まあ、日本が破綻すれば一番困るのが米国ですから、それはそれでかまわないですけど。
やはり米国大好き経済学者か。
この人の本は、いつも冷静に見えて、結局、日本批判、米国礼賛のようにしか見えない節がある。典型的な学者コメントではないけれど、どことなくアメリカ過ごいぜー感があるような文章ばかり。述べていることの殆どは「真実」であると思うけどね。
竹中さんとは違った米国大好き学者かな。日本の大学で金稼ぎながら、日本の大学を批判するのも秀逸。典型的な「二十世紀」の学者といったところ。
この方のいう通り、確かに日本のIT企業はビジネスができるレベルではないとは思う。技術力はないし、ビジネスモデルもアメリカの真似。それは間違いないよ。それは絶対的真実。でも偉そうに日本経済をコケ下ろすような題名で本を出して印税を稼ごうとする「経済学者様」よりはずっと彼らを応援したくなるね。僕としては。
その経済学者様に、僕ならこういうね、文句があるなら自分で起業しなさい!
大学に守ってもらって、若いやつら批判してるんじゃないよ!てね。
正論をただ言うだけのやつと間違った道でもがむしゃらに歩いているやつ、あなたなら、どちらを応援しますか?
もちろん、「復活していない」
本書は1ヶ月間集中して単行本を書き上げようとして書いた単行本ではなく、
週刊ダイヤモンドでの1年間の連載を、順番を入れ替え、加筆修正して、
単行本化したもの。
単行本化第11弾、ということは、もう10年超の長期人気連載ということ。
著者・野口悠紀雄教授は映画、音楽、文学にも造詣深く、
もともと理系(東大工学部卒)で、数字数学にも強く、星も大好きな経済学者。
「超整理日誌」の過去の単行本では、すなわち、過去の連載では、
経済のみならず、映画、音楽、文学、等々、様々な話題が論じられていましたが、
今回の「日本経済は本当に復活したのか」は日本経済の話題オンリー。
著者自身も語っていますが、この1年間の連載期間中、
日本経済について語るべき事があり過ぎたとのこと。
著書名は「復活したのか」という疑問文になっていますが、
もちろん、「復活していない」という反語であり、
なぜ、そう思うのか、
では、どうしたらいいのか、などなどが論じられています。
最初から単行本という場合に比べると同じフレーズが繰り返される頻度が
やや高いように思われますが、気になるほどではありません。
昨年(2005年)刊行された「日本経済改造論」とも重なる部分が多いですが、
それもこれも、著者の強烈な問題意識が単行本にも連載にも
繰り返し書かれているからでありましょう。
私が最も感じ入ったのは「教育に投資するべし」というご主張。
その通り。未来を作っていくのは人材であり、現役サラリーマンの我々も、
学生さんも、とにかく勉強して優れた人材になるべし。
それが本人のため、日本のため、世界のため。
そういうわけで、お父さん・お母さん。お子さんの教育には投資してあげてください。
>>>詳しくは日本経済は本当に復活したのか
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