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カスタマーレビュー
おすすめ度:
帝国ホテル、今でもシェフの憧れ?
(2008-12-22)
神田の食堂で生まれたガキ大将、ムッシュ村上氏の自叙伝です。
私自身は帝国ホテルとは全く縁がなく、
それほどのホテルかと、本書を読んで初めて知った。
最近では外資御三家、または外資新御三家など、
帝国のホテルとしての魅力は、私たち若い世代には全く理解できないが、
本書に描かれていたような時代もあったのかなと、
興味がわき、一度くらいは覗いてみたくなった。
日本の西洋料理の生い立ちを知るには、この1冊で十分なのでしょうか・・・?
ちょと辛口だけど★3つとさせていただきました。
抑制のきいた自伝
(2007-08-03)
人みなに歴史あり。まして帝国ホテルの総料理長まで登りつめた人の歴史が、つまらないはずがない。
むろんプロの書き手ではないが抑制のきいた自伝で、気持ちよく読めた。もう少し自らの弱さ、汚さもさらけ出してほしかったという不満はあるにしても。
またホテルの厨房という「異空間」を垣間見るという意味でも、興味深かった。
どんどん元気になりながら読み進めます
(2006-10-10)
故・村上信夫氏(元帝国ホテル総料理長)による著作。
貧しい時代に、12歳で両親と死に別れ、レストランで丁稚を始めてからの
苦労話と戦争体験、そして東京オリンピックの選手村での経験など
激動の人生を描いた本です。
もともと、日経新聞の記事で、脈々と行き続けるフランス料理界の
村上人脈というものを見つけ、日経新聞の私の履歴書をもとにした
文庫本があるのを確認し、妻と一緒に読めそうなので買いました。
読むうちにどんどん読みたくなる本でした。
おそらく筆者は自慢話が苦手な人だと思いますが、
ただし、帝国ホテルは日本一と疑い無く何度も書かれているので、
それほど帝国ホテルの厨房はすごいんだと思いました。
若い頃の苦労話で、一生懸命何でも嫌がらずに取り組んでいれば
見ている人が必ずいて、チャンスをくれるというのは、職場の若い衆に
是非読んでもらいたいものです。
ちょっと後半は、すべてがうまく行き過ぎて、ちょっと一般人の世界
からは、かけ離れてしまうのですが、きっと努力と心がけと人柄が
そうさせたのでしょう。
お亡くなりになったのが残念ですが、帝国ホテルのフランス料理に
挑戦したくなりました。
フランス料理の旗手なのか、はたまた虚像だったのか?
(2006-09-12)
料理に対する愛情は、そのふくよかな体躯から滲み出ていました。愛嬌、努力、素質、運、統率力、そのどれもが他人より秀でており、とかく職人として意固地で孤立しがちなシェフとは一線を画しておりました。それだけに、実際の帝国ホテルの料理を食べると、?、というギャップを感じ、フォンテンブローの閉店では裸の王様的役割を演じたことは、晩節を汚したと言わざるを得ません。彼の愛したフランス料理は、彼が溺愛しているうちに、もう一人歩きしていたのでしょう。
波乱万丈。人生、なにくその心意気だ!
(2006-09-11)
この本を読書後、無性にカレーライスが食べたくなった。
村上さんの戦時中、砲撃最前線でのお話にカレーを作って兵士に食べさせたという部分が回想されたのだ。
鶏ブツと牛肉ブロック、大量の野菜に赤ワイン、香辛料の数々。
野趣あふれるようにざくっと放り込み、よく煮込み、辛・甘・酸・苦・旨というアンサンブルを醸し出した。
チカラワザである。無我夢中にガツガツと食べ、みな至福の至りだった。これが饗宴だ。
料理というものは、たとえそれがフランス料理というものであれ、その片鱗だけは誰にでも作れるものかもしれない。
いかにもてなすかというところ、相手に喜んでもらったか、それも意表をつくようなビックリした感動を与えるということが料理を作る人の至高の狙いだとを本書は記しているのだろう。
また、基本をきちっとマスターしておれば、応用はいくらでもできるということ。目標を掲げれば、努力を惜しまないということ。料理を通じて人生とは何かを物語っている。
実にいい本だ。
おすすめ度:
帝国ホテル、今でもシェフの憧れ?
神田の食堂で生まれたガキ大将、ムッシュ村上氏の自叙伝です。
私自身は帝国ホテルとは全く縁がなく、
それほどのホテルかと、本書を読んで初めて知った。
最近では外資御三家、または外資新御三家など、
帝国のホテルとしての魅力は、私たち若い世代には全く理解できないが、
本書に描かれていたような時代もあったのかなと、
興味がわき、一度くらいは覗いてみたくなった。
日本の西洋料理の生い立ちを知るには、この1冊で十分なのでしょうか・・・?
ちょと辛口だけど★3つとさせていただきました。
抑制のきいた自伝
人みなに歴史あり。まして帝国ホテルの総料理長まで登りつめた人の歴史が、つまらないはずがない。
むろんプロの書き手ではないが抑制のきいた自伝で、気持ちよく読めた。もう少し自らの弱さ、汚さもさらけ出してほしかったという不満はあるにしても。
またホテルの厨房という「異空間」を垣間見るという意味でも、興味深かった。
どんどん元気になりながら読み進めます
故・村上信夫氏(元帝国ホテル総料理長)による著作。
貧しい時代に、12歳で両親と死に別れ、レストランで丁稚を始めてからの
苦労話と戦争体験、そして東京オリンピックの選手村での経験など
激動の人生を描いた本です。
もともと、日経新聞の記事で、脈々と行き続けるフランス料理界の
村上人脈というものを見つけ、日経新聞の私の履歴書をもとにした
文庫本があるのを確認し、妻と一緒に読めそうなので買いました。
読むうちにどんどん読みたくなる本でした。
おそらく筆者は自慢話が苦手な人だと思いますが、
ただし、帝国ホテルは日本一と疑い無く何度も書かれているので、
それほど帝国ホテルの厨房はすごいんだと思いました。
若い頃の苦労話で、一生懸命何でも嫌がらずに取り組んでいれば
見ている人が必ずいて、チャンスをくれるというのは、職場の若い衆に
是非読んでもらいたいものです。
ちょっと後半は、すべてがうまく行き過ぎて、ちょっと一般人の世界
からは、かけ離れてしまうのですが、きっと努力と心がけと人柄が
そうさせたのでしょう。
お亡くなりになったのが残念ですが、帝国ホテルのフランス料理に
挑戦したくなりました。
フランス料理の旗手なのか、はたまた虚像だったのか?
料理に対する愛情は、そのふくよかな体躯から滲み出ていました。愛嬌、努力、素質、運、統率力、そのどれもが他人より秀でており、とかく職人として意固地で孤立しがちなシェフとは一線を画しておりました。それだけに、実際の帝国ホテルの料理を食べると、?、というギャップを感じ、フォンテンブローの閉店では裸の王様的役割を演じたことは、晩節を汚したと言わざるを得ません。彼の愛したフランス料理は、彼が溺愛しているうちに、もう一人歩きしていたのでしょう。
波乱万丈。人生、なにくその心意気だ!
この本を読書後、無性にカレーライスが食べたくなった。
村上さんの戦時中、砲撃最前線でのお話にカレーを作って兵士に食べさせたという部分が回想されたのだ。
鶏ブツと牛肉ブロック、大量の野菜に赤ワイン、香辛料の数々。
野趣あふれるようにざくっと放り込み、よく煮込み、辛・甘・酸・苦・旨というアンサンブルを醸し出した。
チカラワザである。無我夢中にガツガツと食べ、みな至福の至りだった。これが饗宴だ。
料理というものは、たとえそれがフランス料理というものであれ、その片鱗だけは誰にでも作れるものかもしれない。
いかにもてなすかというところ、相手に喜んでもらったか、それも意表をつくようなビックリした感動を与えるということが料理を作る人の至高の狙いだとを本書は記しているのだろう。
また、基本をきちっとマスターしておれば、応用はいくらでもできるということ。目標を掲げれば、努力を惜しまないということ。料理を通じて人生とは何かを物語っている。
実にいい本だ。
>>>詳しくは帝国ホテル厨房物語―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)
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