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カスタマーレビュー
おすすめ度:
面白かった!!!
(2008-11-27)
失礼ながら余り期待せずに読み始めたのですが、いい意味で期待を裏切られました。
恐持てするのに娘には弱いマスターの開く『酒場』。
一見客は物理的に入れず、雑多な職業の常連客が皆家族のようにざっくばらんに振る舞い、
時に店主の代わりに料理し、人のボトルから酒を注ぎ、人の不幸もネタにして賭けをし、
大喧嘩でアンティークな家具を破壊しまくり。
あり得ないバーだけど、こんな場所があったらいいなぁと思わされました。
そんな不思議な場所で「とっても不幸な幸運」という変わったネーミングの缶が
巻き起こす不思議な現象に絡み、店主、従業員、常連客があれやこれやとわいわい
騒いで、問題を解決(?)していきます。
その際の、それぞれの人物の心理描写が楽しく、また大人気ないけど、やっぱり
大人な店主が魅力的でした。
もっと面白く出来る予知がある気もしますが、人物像や舞台設定・小道具のアイディアが
なかなかだし、エピローグでじわっときたので☆5つあげちゃおう!
不幸な話
(2008-06-11)
2005年に出た単行本の文庫化。
歴史物ではない。現代の銀座の酒場を舞台とした6篇を収めた短編集。
北森鴻の香菜里屋シリーズを思わせる舞台設定だが、雰囲気はまったく違う。本書のが暴力的で賑やか。疑似家族的な親近感が強く描かれている。料理については、こちらのが劣る。
物語としては、悩みを抱えた人物が店にあらわれ、店主や常連たちのアドバイスを通して、問題を解決していくというもの。ミステリというよりは、人物群像劇というべきか。キャラクターの魅力で読ませるタイプの小説だ。
しかし、小説としての出来はそこそこなのだが、あまり面白いとは思わなかった。『しゃばけ』のシリーズに比べると良く分かるのだが、中途半端にファンタジーしてしまっているのが間違っているのでは。
また、店主や常連客たちの仲良しっぷりが鼻につく。
大人の切なさ
(2008-03-18)
新宿にある「酒場」という名前の酒場が舞台。
30代半ばの武闘派でちょっと世話焼きの店長と
色々な職種の個性的な常連客が集まっています。
ある日、店長の義理の娘・のり子が100円ショップで買った
「とっても不幸な幸運」という缶を開けたのを皮切りに、
その缶を開けた人に不思議な出来事が起こり
決着をつけることになる、連作集。
著者のこれまでの作品では、まだ将来が見えていず
傷つきやす若者が主人公であることが多かったので、
「酒場」が舞台とは意外な気がしました。
お話はいつもどおりあたたかく、すこししんみりして
大人であることの強みと切なさも描かれていました。
ラストのお話は少し趣向が違って、過去のお話。
不思議な缶の、いわくのような、
「酒場」の昔のお話です。
『酒場』に憧れて
(2008-03-17)
舞台は、新宿の伊勢丹のそばにあるビルの地下の『酒場』。
ちょっとひねくれたマスターが居るなじみの客しか入れないバーで『とっても不幸な幸運』という名の缶詰が引き起こす物語です。
話は6話で舞台は酒場のままですが、主人公が次々に変わりそして様々な物語が語られます。
全ての話がスカッと解決で良かったねとはなりません。なんだかやっぱり不幸なんだけれどここに登場した人達の抱えていた問題に気付いたり、生きる力を得たりしています。
ところどころ茶々を入れる一癖も二癖もある常連とマスターがいい味を出していて話のアクセントになって飽きさせません。
話の印象は全体的にもやもやしていますが、読み終わった後に強く思ったことはこの『酒場』にいきたい!です。
こんな『酒場』があるんじゃないか、探してみようかって気持ちにさせられるだけでもこの本を読む価値があります。
おすすめ度:
面白かった!!!
失礼ながら余り期待せずに読み始めたのですが、いい意味で期待を裏切られました。
恐持てするのに娘には弱いマスターの開く『酒場』。
一見客は物理的に入れず、雑多な職業の常連客が皆家族のようにざっくばらんに振る舞い、
時に店主の代わりに料理し、人のボトルから酒を注ぎ、人の不幸もネタにして賭けをし、
大喧嘩でアンティークな家具を破壊しまくり。
あり得ないバーだけど、こんな場所があったらいいなぁと思わされました。
そんな不思議な場所で「とっても不幸な幸運」という変わったネーミングの缶が
巻き起こす不思議な現象に絡み、店主、従業員、常連客があれやこれやとわいわい
騒いで、問題を解決(?)していきます。
その際の、それぞれの人物の心理描写が楽しく、また大人気ないけど、やっぱり
大人な店主が魅力的でした。
もっと面白く出来る予知がある気もしますが、人物像や舞台設定・小道具のアイディアが
なかなかだし、エピローグでじわっときたので☆5つあげちゃおう!
不幸な話
2005年に出た単行本の文庫化。
歴史物ではない。現代の銀座の酒場を舞台とした6篇を収めた短編集。
北森鴻の香菜里屋シリーズを思わせる舞台設定だが、雰囲気はまったく違う。本書のが暴力的で賑やか。疑似家族的な親近感が強く描かれている。料理については、こちらのが劣る。
物語としては、悩みを抱えた人物が店にあらわれ、店主や常連たちのアドバイスを通して、問題を解決していくというもの。ミステリというよりは、人物群像劇というべきか。キャラクターの魅力で読ませるタイプの小説だ。
しかし、小説としての出来はそこそこなのだが、あまり面白いとは思わなかった。『しゃばけ』のシリーズに比べると良く分かるのだが、中途半端にファンタジーしてしまっているのが間違っているのでは。
また、店主や常連客たちの仲良しっぷりが鼻につく。
大人の切なさ
新宿にある「酒場」という名前の酒場が舞台。
30代半ばの武闘派でちょっと世話焼きの店長と
色々な職種の個性的な常連客が集まっています。
ある日、店長の義理の娘・のり子が100円ショップで買った
「とっても不幸な幸運」という缶を開けたのを皮切りに、
その缶を開けた人に不思議な出来事が起こり
決着をつけることになる、連作集。
著者のこれまでの作品では、まだ将来が見えていず
傷つきやす若者が主人公であることが多かったので、
「酒場」が舞台とは意外な気がしました。
お話はいつもどおりあたたかく、すこししんみりして
大人であることの強みと切なさも描かれていました。
ラストのお話は少し趣向が違って、過去のお話。
不思議な缶の、いわくのような、
「酒場」の昔のお話です。
『酒場』に憧れて
舞台は、新宿の伊勢丹のそばにあるビルの地下の『酒場』。
ちょっとひねくれたマスターが居るなじみの客しか入れないバーで『とっても不幸な幸運』という名の缶詰が引き起こす物語です。
話は6話で舞台は酒場のままですが、主人公が次々に変わりそして様々な物語が語られます。
全ての話がスカッと解決で良かったねとはなりません。なんだかやっぱり不幸なんだけれどここに登場した人達の抱えていた問題に気付いたり、生きる力を得たりしています。
ところどころ茶々を入れる一癖も二癖もある常連とマスターがいい味を出していて話のアクセントになって飽きさせません。
話の印象は全体的にもやもやしていますが、読み終わった後に強く思ったことはこの『酒場』にいきたい!です。
こんな『酒場』があるんじゃないか、探してみようかって気持ちにさせられるだけでもこの本を読む価値があります。
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